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ウレタン断熱材は燃えるの?
先週、東京都多摩市で起きた工事現場火災で
ウレタン断熱材への引火が原因で
痛ましい火災事故が起きました。

工事現場での事故としてはかなり大規模で、
亡くなられた方には、心よりご冥福をお祈りいたします。

さて、この事故を受けて
世間では『ウレタン断熱材=燃える』という
認識ができてしまったことと思うのですが、
全てのウレタン断熱材が燃えて危険な訳ではないことを
お伝えしたいと思います。


↓文字をクリックで下記サイトの詳細がご覧いただけます。
FPの家オフィシャルサイトのQ&A
ご参考にしてください。


弊社でも高気密・高断熱のFPの家で
硬質ウレタン断熱材を取り扱っておりますが
こちらは工場生産の断熱材であり、
生産過程で難燃剤を混ぜているため
自己消火性のある断熱材となっております。

万が一引火しても、表面が炭化するくらいにとどまります。

一方で、火災事故が起きた現場では
おそらく現場発泡のウレタン断熱材
使用していたのではないかと思われます。

現場発泡のウレタン断熱材では
2種類の主成分の溶液に、接着剤の役割を果たす液をさらに加え
この時に発生するガスが引火しやすく危険なのだそうです。
そして出来上がった断熱材も、燃焼性があり危険だと考えられます。
そういえば現場発泡ウレタンの作業者は、マスクしていますものね。

工場生産の硬質ウレタンフォーム
現場発泡ウレタンフォーム
ほぼ同じ原材料でできていますが
生産過程で性能は大きく変わってしまうのです。

読んでくださった方に覚えていて欲しいことは、
弊社で扱うFPウレタンパネルは
・自己消火性があり、万が一の火事の時に燃え広がるのを抑制してくれる製品
・生産時にも施工後も、ガス発生等の人体に有害な影響がない安全な製品
であるという事です。

住まわれる方も、施工する方も安全・安心であって欲しい。
そんな強い思いで作られたものだからこそ
誕生から30年以上たっても断熱材のトップランナーであり続けられるのだと思います。

タカスギでした
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高気密高断熱住宅 ~耐久性、経年劣化は考慮してますか~
今年に入り、いろんなメディアでZEH(ゼッチと読む)という言葉を
よく目にするようになりました

家の断熱性能を向上させ、太陽光等の再生可能エネルギーを導入し
住宅の消費エネルギー(空調、換気、給湯、照明、家電等)を
概ねゼロにする取組みです

今年度に入り、ZEHビルダー登録制度もスタートし、
登録したビルダーがZEHの補助金申請可能となることから
たくさんのハウスメーカー、ビルダーもZEHに取り組み始めました

多くのビルダーが取り組むことで、
『価格競争→エンドユーザーの手に届きやすい価格のZEHが普及』
をねらっての制度だと思います

わたし自身もZEHの認知度が上がり、
たくさんのユーザーがランニングコストの抑えられる家を
建てる選択をするようになれば嬉しいなと思います

ただ懸念しているのは、建築費を抑えたいがために
「他社より坪単価◯◯円抑えたZEH」に安易に飛びつかないで欲しいということです

ZEH実現のために大切なことは、
建物の断熱性能を上げることが大切です
そのために各社がどんな材料を使用しているか
きちんと見極めて欲しいと思います

例えば、下はグラスウールを施工した家を解体した時の写真
耐久性GW
壁の中でカビが発生していたり、
断熱材が自身の重み(湿気を吸って重くなる)で下がっています

【グラスウールのデメリット】
・湿気を吸うと断熱効果が落ちる
・重みで断熱材が下がる=断熱欠損となり、家の断熱効果が落ちる
・湿気を含みやすく、結露・カビ発生のリスクが大

現在は、湿気を入れないシートに包まれたまま施工されるので
写真ほどひどい状態にはなりにくいですが
壁の中に筋交いがあったり、窓があると
シートを一度破いたり切ったりして、施工した後に破いた箇所をふさぐ手間があり
施工する人がいい加減だと、グラスウールむき出しのままということも有り得ます

安価で施工が楽なグラスウールは、採用しているビルダーも多いです
また「結露等の対策も〇〇でしています」と説明はされるでしょうが、
そもそも材料そのものがリスク大で、わたしなら選びません

下の写真は、3種類の材料の経年変化を示しています
耐久性
グラスウールより断熱性能が良い製品が多く、高気密高断熱住宅に多用されています
各材料の特徴を列挙すると、

【ポリスチレンフォーム(左)の特徴】
・床、基礎や外張り断熱材によく使用される
・経年で収縮する(床に施工した場合、数年で落ちているリスク有)
・引火すると溶けて燃える

【フェノールフォーム(右)の特徴】
・壁、天井に使用されることが多い
・経年で膨張、変形しやすい
・経年で材料自体がボロボロになりやすい
(床などで振動を受けやすい箇所には使用不可)

ポリスチレンフォームは、気密性能まで考えると使い方に要注意
収縮することで、その部分の気密・断熱が悪くなり、
住宅の性能は数年で落ちていきます

フェノールホームは材料自体の断熱性能は良いのですが、
ボロボロと崩れてしまう特徴が残念です

そんなことを考えると、
「高い、高い」と言われながらも
やっぱりFPパネルが安心だと感じています
壁パネル
木で枠を製作し、その中に30tほどの圧力をかけながら
ウレタンフォームを発泡させFPパネルを作ります
そのため、形状の変形が起きにくく、
中の気泡が独立するため、気密性と湿気を入れない性能は永久的
と言ってもいいと思います

実際に17年経過したモデルハウスを解体し、パネルの変形を計測したところ、
新品時より誤差1mm以内であったそうです

長く住む家だからこそ、
値段だけの比較でなく、経年劣化まで考えて欲しいと
切に願うばかりです

『FPの家』では現在、気密性能の経年劣化も
OB様のお宅にて計測データを集めています

断熱材の耐経年劣化と合わせ、気密性能も
数年後には普通の家と同じになってしまっては
何のための高気密・高断熱か分からなくなりますもんね

「建築価格は少しでも抑えたい」お気持ちは良く分かりますが、
何故、他の数社より若干高いのか
それは性能+経年劣化まで考えた工法だから

建てた時は同等の性能でも
数年経ったら性能が落ちている家性能がほぼ変わらない家なら
どちらを選びますか?←落ちないって見極めるの難しいですが(;_;)

ここを理解して、共感して、
『FPの家』を選んでくれるお客様に出会えますよう
日々これを広めたいと考えております

タカスギでした

追記:
「『FPの家』は高いと聞いた」とよく噂を聞きますが、
全国の量産ハウスメーカーに比較すれば全然高くないですよ
もし量産ハウスメーカーの方が安いとすれば、
相応の材料でしかみていないということかも?です
プロフィール

(株)堀本工務店

Author:(株)堀本工務店
石川県金沢市で50年。
お客様のこだわりを大切に、自分らしい家づくりを実現いたします。

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